百十四銀行と香川銀行(いずれも高松市)は15日、09年3月期(08年度)の決算を発表した。両行とも赤字となり、世界同時不況の影響を色濃く反映した。
百十四銀行によると、09年3月期決算(08年度、単体)で経常収益は735億1600万円(前期比43億1900万円減)、経常損益は53億900万円の赤字(同204億400万円減)となり、最終(当期)損益は20億6100万円の赤字。03年3月期以来、6期ぶりの減収減益で、戦後2度目の最終赤字となった。
不況の影響で取引先の業績が悪化し、一般貸し倒れ引当金と不良債権処理費用を合わせた与信コストが増加したこと、株式などの有価証券関係損益が悪化したことが主な原因という。
銀行本業のもうけを示すコア業務純益は183億6200万円(同2億7800万円減)。経営の健全性を示す自己資本比率は同0・28ポイント減の10・55%だった。
また、香川銀行によると、経常収益は前期比6・2%減の316億9800万円。経常損益は43億5600万円の赤字。最終損益も44億5600万円の赤字となった。
米国発の金融危機に伴う株式市場の混乱で、有価証券の減損処理額が36億6600万円と大幅に悪化。企業倒産が多く、与信コストが引き続き高い水準となったのが響いた。10年3月期は、市場の安定などから黒字を見込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090516-00000277-mailo-l37

