帝国データバンク熊本支店は4月の県内の倒産企業件数をまとめた。負債額1000万円以上の企業倒産は6件、負債総額29億2700万円で、件数、負債額共に前月を下回った。倒産件数は2月から一けた台が続いているが、同支店は「減少の状況にはない」としている。
負債額10億円以上の大型倒産は美少年酒造(城南町、19億900万円)の1件、1億円以上は日産設備工業(熊本市)、谷脇工業(天草市)の建設業2件だった。美少年酒造を除く5件は販売不振による「不況型倒産」。
自動車や半導体関連企業の減産緩和の動きはあるものの、同支店は「全国的には関連企業の苦境は顕著で、県内は協力工場も多い。景気が回復してもその影響は遅れて出るため、倒産減少の状況にはない」とみている。

