ひた青果水産は主に市場部門と加工部門から成り、昨年3月期の売上高は約38億円。業績不振に加え、産地偽装が命取りになった、3月31日、自己破産の道を選び、全社員115人を解雇した。
だが、市民の台所を賄う「せり機能」維持は絶対。旧会社の市場部門16人のうち14人と青果、水産の仲買人が結束し、ボランティアで“超法規的”なせりを続けた。4月20日に新会社を設立し、元青果部長の末次氏が社長に就任。5月20日、県から卸売業の許可が下りた。市場開設権限は旧会社の業務委託。
末次社長は「過渡期の1年間は財務基盤固めに専念する」。だが「利益を出す加工工場(閉鎖中)との一体経営が望ましいが、工場を買う資金力がない」「無償使用中の建物・土地が、破産成立後の賃貸金額によって運営継続できるかどうか」と不安な表情も。
最後に「地域密着型で地元生産者を大事にし、安全な『食』の安定供給を目指す」。
一方、一木弁護士によると負債額の内訳は金融機関が9億3000万円、市場部門169件1億500万円、加工部門107件1億6600万円。加工工場買収に、福岡県内の同業者を含め数件の問い合わせが来ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000199-mailo-l44


